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ヒートアイランドについて

ヒートアイランド(Heat island)は、都市部の気温が その周辺の非都市部に比べて異常な高温を示す現象。
高温により自然環境が影響を受け、住民の生活や健康にも影響を及ぼすことから、近年問題視されている。
対策を行わなければ、人口の集中がある場所では例外なく起こる現象で、都市の規模が大きいほどヒートアイランドの影響も大きい傾向にある。特に冬場や夜間の気温上昇が著しく、東京では1920年代は年間70日程度観測されていた冬日がほぼ皆無になり、熱帯夜の日数は3倍以上に増加している。

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ヒートアイランド現象の原因

事例 要因
地表面被覆の
人工化
・緑地、水面、農地、裸地の減少による蒸散効果の減少
・舗装面、建築物(アスファルト、コンクリート面等)の増大による、熱の吸収蓄熱の増大、反射率の低下
人口排熱の増加 ・建物(オフィス、住宅等)の排熱
・工場等事業活動による排熱
・自動車からの排熱
都市形態の変化 ・都市形態の変化による弱風化
・都市を冷やすスポット(大規模な緑地や水面)の減少

熱中症とは?

熱中症とは、 高温環境下で、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、体内の調整機能が破綻するなどして発症する障害の総称。死に至る可能性のある病態であるが、応急処置で救命可能であり、予防法を知っていれば防ぐこともできる。
体内で血液の分布が変化し、また汗によって体から水分や塩分(ナトリウムなど)が失われるなどの状態に対して、体が適切に対処できなければ、筋肉のこむらがえりや失神(いわゆる脳貧血:脳への血流が一時的に滞る現象)を起こす。
そして、熱の産生と「熱伝導と汗」による熱の放出とのバランスが崩れると体温が著しく上昇する。このような状態が熱中症である。

熱中症を起こしやすい環境

高温、多湿、風が弱い、輻射源(熱を発生するもの)があるなどの環境では、 体から外気への熱放散が減少し、汗の蒸発も不十分となり、熱中症が発生しやすくなる。
【具体例】
工事現場、運動場、体育館、一般家庭の風呂場、気密性の高いビルやマンションの最上階など

熱中症の症状

水分減少率(体重に占める割合) 主な症状
2% のどの渇き
3% 強い乾き、ぼんやりする、食欲不振
4% 皮膚の紅潮、イライラする、体温上昇、疲労困憊、尿量の減少と濃縮
5% 頭痛、熱にうだる感じ
8~10% 身体動揺、けいれん
分類 主な症状 重症度
Ⅰ度 * めまい・失神
* (脳への血流が瞬間的に不充分になったことを示し、“熱失神”と呼ぶこともある)
* 筋肉痛・筋肉の硬直
* (筋肉の「こむら返り」のことで、その部分の痛みを伴う。
* 発汗に伴う塩分(ナトリウムなど)の欠乏により生じる。これを“熱けいれん”と呼ぶこともある) * 大量の発汗
重症度I
Ⅱ度 頭痛・気分の不快・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感
(体がぐったりする、力が入らないなど、従来から“熱疲労”“熱疲弊”と言われていた状態)
重症度Ⅱ
Ⅲ度 意識障害・けいれん・手足の運動障害
(呼びかけや刺激への反応がおかしい
体にガクガクとひきつけがある、まっすぐ走れない・歩けないなど)
高体温
(体に触ると熱いという感触。
従来から“熱射病”や“重度の日射病”と言われていたものがこれに相当する)
重症度Ⅲ

熱中症による死亡と気象条件

熱中症による死亡者数は、1968年から2007年までの40年間で、6,770件(男4,063件、女2,707件)に上っている。この期間の熱中症死亡者数の年次推移は、少ない年は26件(1982年)だが、多い年は923件(2007年)に達しており、それぞれの年の気象条件によって大きな変動が見られる。
なお、消防庁の調査によると、2008年7~ 9月の期間に全国で23,071人が熱中症で搬送されている。熱中症は日常生活や運動、労働において発生し、高温の日数が多い年や異常に高い気温の日が出現すると発生が増加する。年間の真夏日(最高気温が30℃以上の日)の日数が多くなると、熱中症死亡者数も多くなる。その後気温が高くなるに従って、死亡率が急激に上昇する。また、熱帯夜(夜間の最低気温が25℃以上の日)の日数が多い年も熱中症死亡者数が多くなる。
特に高齢者へのリスクが高くなるため、高温化現象(地球温暖化、ヒートアイランド現象)と共に高齢化社会との関連から、熱中症は今後の健康問題としてますます重要になってくるであろう。

ヒートアイランド現象との関連

ヒートアイランド現象は、都市の中心部の気温が郊外に比べて異常に高くなる現象を示す。 そのため、真夏日や熱帯夜が増加し、熱中症を始めとした健康問題を引き起こす原因となっている。

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