検証データ
キャス試験
錆び鋼板
CASS | 264時間 |
プライマー | CCP117(透明) |
上塗り | なし |
(1) 平面部分塗膜表面に腐食生成物は認められなかった。
(2) クロスカット部分
腐食生成物は認められなかった。
周辺部の塗膜のふくれは認められなかった。
磨き鋼板
CASS | 264時間 |
プライマー | CCP117 |
上塗り | ネオコート |
(1) 平面部分塗膜表面に腐食生成物は認められなかった。
(2) クロスカット部分
腐食生成物は認められなかった。
周辺部の塗膜のふくれは認められなかった。
ドブ漬け亜鉛メッキ鋼板
CASS | 264時間 |
プライマー | CCP117 |
上塗り | ネオコート |
(1) 平面部分塗膜表面に腐食生成物は認められなかった。
(2) クロスカット部分
腐食生成物は認められなかった。
周辺部の塗膜のふくれは認められなかった。
SUS444
CASS | 264時間 |
赤褐色腐食生成物が認められる。
ガルバー銅板
CASS | 264時間 |
全面に赤褐色腐食生成物が発生。
クロスカット部のメッキ層はほぼ剥落 。
磨き銅板 / 溶融亜鉛メッキ(350g/㎡)
CASS | 264時間 |
全面に白色腐食生成物(亜鉛)が溶出。
赤褐色腐食生成物が発生。
磨き鋼板 / プライマー (市販錆止め塗料上・中塗り市販一般塗料)
CASS | 120時間 |
全面に赤褐色腐食生成物が発生、塗膜が浮き上がる。
クロスカット部は塗膜の浮き、ふくれが発生。
JIS Z 2371準拠の腐食促進試験
中性塩水噴霧試験 | 塩化ナトリウム溶液の濃度50±5g/L pH6.5 試験槽・塩水タンク温度35±2℃ |
試験時間は、当事者間の協定によるものとし、 推奨する時間は、8、16、24、48、96、240、 480、および720時間(連続噴霧)。 判定方法はレイティングナンバ標準図表による。 方法又は質量減少法による。 |
酢酸酸性塩水噴霧試験 | 塩化ナトリウム溶液の濃度50±5g/L Ph3.0になるように酢酸添加 試験槽温度等は中性塩水噴霧試験と同じ |
|
キャス試験 | 塩化ナトリウム溶液の濃度50±5g/L 塩化第二銅(CuCl 2)溶液の濃度 0.26±0.02g/L pH3.0になるように酢酸添加 試験槽・塩水タンク温度50±2℃ |
試験時間は、当事者間の協定によるものとし、 推奨する時間は、4、8、16、24、48、および 96時間(連続噴霧)。 判定方法は中性塩水噴霧試験と同じ。 |
キャス試験は酢酸酸性塩水噴霧試験+鉄より貴な金属の銅の添加でイオン化傾向を高め+試験機槽内の温度を50℃とする、非常に厳しい腐食促進試験です。
・キャス試験は中性塩水噴霧試験の10倍の促進効果があるといわれます。
・JIS H8617では、ニッケルクロムメッキ(クロスカットなし)の評価が「キャス試験24時間で異常なし」の場合、
  「腐食性の強い屋外環境で使用可」となっています。
・ニッケル、モリブデンフリー・21クロムステンレスで、キャス試験(クロスカットなし) 264時間実施の例が公開されており、
  CCPはこれと同等の試験時間をクロスカットでクリアしています。
- お問い合わせ
- 商品説明・施工相談やお見積り・価格等についてはお気軽にお問い合わせください。
- 03-3498-5333
- 受付時間:平日10:00~18:00
- 資料無料ダウンロード
- 各製品の詳細資料を無料でダウンロードいただけます。